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写真展開催します。どうぞよろしくお願い致します。
「のこぎり屋根の町工場」
2023年10月3日(火) – 10月14日(土)
ダンススタジオパザパ(油田カフェ内)
営業時間 11:30-17:00 (定休日 日/月/祝日)
住所 東京都墨田区八広3丁目39-5
ライオンズマンション墨田 1F
*入場無料 / スタジオ内では靴を脱いでお上がりください。
*毎週火曜日16:00から初心者向けレッスンあり。500円。予約不要。
アクセス
・京成押上線 八広駅から徒歩12分
・押上駅から区内循環バス
「すみまるくん」北東部ルート
「社会福祉会館」で下車、徒歩1分。
・都営バス上23(上野松坂屋前-
平井駅前) 「社会福祉会館」で下車
徒歩1分。
ブログの更新が一ヶ月も滞ってしまいましたが、元気です。
写真展の準備進んでます。
yama個展「Your Silence」
2023年9月5日(火)~16日(土)/ 日・月定休
CROSS OVER神楽坂 ー cafe & galleryー
東京都新宿区矢来町109
その後は、
「のこぎり屋根の町工場」
2023年10月3日(火) – 10月14日(土)
ダンススタジオパザパ(油田カフェ内)
東京都墨田区八広3丁目39-5
よろしくお願いいたします。
旧富岡製糸場 西置繭所
江古田のまちの芸術祭終了いたしました。
今回は江古田の「株式会社愛和義肢製作所」さんで撮影させていただいた写真を展示しました。ご来場ありがとうございました。
上の写真は完成品のサンプルです。あまりのリアルさに義手だとすぐ気づかないかたも多くいらっしゃったので、後ろからすっと近づいて「それは愛和義肢製作所さんで製作された義手で…」と解説していました。撮影と展示を許可してくださった社長様、スタッフの皆様ありがとうございました。
「第2回 江古田のまちの芸術祭2021」が開催されます。
絵画・彫刻・写真・音楽・演劇・落語など41の芸術企画が34ヵ所の会場で行われます。今年はレンタサイクルもあります。
わたしはギャラリー古藤さんの展示に参加します。
期間:10月30日(土)~11月7日(日)12時-18時
最寄り駅:西武池袋線「江古田」駅
住所:東京都練馬区栄町9−16
期間中無休。入場無料
昨年は墨田区の皮革工場写真を展示しましたが、今年は江古田の町工場「株式会社 愛和義肢製作所」さんにお伺いして撮影いたしました。シリコン製の生身と見まごうような義肢や義指を製作されています。町工場は外観を見て通り過ぎるだけ、になりがちですから、地元の方でも詳細は知らない方が多いと思います。ぜひご覧ください。
墨田区にある有限会社T.M.Y’sさんのLEATHER LAB TOKYOを撮影させていただきました。T.M.Y’sさんはシープのスエード革を中心に、ラムレザー、ゴートレザーなどの染色・加工を行われています。
昨年、新しい工場に移転されたばかり。カラフルな工場の床には見学ルートの案内が記されています。
一階には革を染色するステンレスのドラムが並んでいます。
ドラムの中を見せていただきました。まだ染色中の革です。革の染色は温度管理が難しいのですが、このドラムは自動調整できます。便利ですね。
だからといって木のドラムよりステンレスのドラムが良い、とも言えないそうで、それぞれの仕上がりの違いがあるそうです。
染色職人さんの作業場。染色した革を少しカットして、乾かし色を確認します。肉眼ではわかりますが写真で伝えるのは難しそう。とっても微妙な色味の調整をしてきます。
会社が見学を積極的に受け入れていることについて、職人さんに聞いてみました。
「ほとんどの人がこんなふうに革を染めて作っていることすら知らないし、合成皮革と本革の違いもよく知らないと思います。合皮は石油製品。合成樹脂を使ってできるだけ本革に似せるように作ったプラスチック製品です。本革というのは、食用の家畜の捨ててしまう部分(皮)を無駄なく使うようつくられていることを知ってほしいです」
皮革工場の方にお話を聞いているとかならず出る話ですが、革は生物の皮からつくるものなので一枚一枚違うのが普通です。でもそのことに対する理解がないと、スプレーで均一の仕上げを要求され、革の風合いが台無しになってしまうという問題もあります。
こちらはショールーム。写真はインドのシープを染めたスエード「撥水シープシルキー」。色数は200色以上あります。
染色した革の干し場。自動で回転するマシンに革をひっかけていきます。
荒川とスカイツリーを望むラウンジ。
T.M.Y’sさんは、毎年墨田区で開催されているスミファ / すみだファクトリーめぐりの参加企業です。工場見学も開催される予定です。詳細は後日ウェブサイトで告知されます。
墨田区にある岩澤硝子株式会社さんにお邪魔しました。上の写真ミニチュアで、「窯」の中に10個「るつぼ」が入っており、10色使えるようになっています。
こちらが本物の窯。離れたところに立っていても、熱気が伝わってきます。
るつぼは1か月半~3ヶ月で交換の必要があるそうですが、窯は15年くらい火は落とせないので、交換作業は手が燃えそうになるほどの熱さだとか…
ガラスのふちを丸める作業。
立てかけてある棹は、それぞれ持ち主が決まっていて、様々な大きさのものがそろっています。棒には800等の数字が書かれていて、それは800gの溶けたガラスを巻きとれるということです。
こちらはスピンドルという遠心力を使った製法。
工場の建物は昭和26年から改築・増築をしながら使われています。これだけ高温のものを扱っていても火災は一度もないという理由のひとつは、夜でもかならず慣れた職人さんが工場内にいらっしゃるそうです。24時間365日火がついたままですから、管理も厳しいのですね。
ありがとうございました。
いま渋谷東急ハンズのB1Aフロアに「町工場BASE」というブースが出展されています。デザイン事務所Pit-A-Patさんの企画です。そこで岩澤硝子さんの醤油さしを購入できます。様々な工場のユニークな製品がそろっていますのでぜひご覧ください。階段のスペースにわたしが撮影した写真を展示していただいています。
草加にある株式会社栗原精機さんにお邪魔しました。
いま渋谷東急ハンズのB1Aフロアに「町工場BASE」というブースが出展されています。デザイン事務所Pit-A-Patの大井さんの企画です。そこに栗原精機さんの製品もありますのでぜひご覧ください。
ブースそばの階段に、各工場のパズルがあり、その上下にわたしが撮影した写真も展示していただいています。
※追記
ポストカードの販売も始まりました!
東京木槽製作所さんは、皮革工場などでなめしや染色に使う「タイコ」の制作を行われています。今回は、古いタイコの解体現場を撮影させていただきました。
これはかなりサイズの小さいタイコです。大きなものは4メートルほどあります。
1時間もかからず解体作業は終了。
タイコは青森産のヒバで作られ
メンテナンスをしつつ20-30年ほど使われ続けるそうです。