Glass factory


墨田区にある岩澤硝子株式会社さんにお邪魔しました。上の写真ミニチュアで、「窯」の中に10個「るつぼ」が入っており、10色使えるようになっています。

こちらが本物の窯。離れたところに立っていても、熱気が伝わってきます。

るつぼは1か月半~3ヶ月で交換の必要があるそうですが、窯は15年くらい火は落とせないので、交換作業は手が燃えそうになるほどの熱さだとか…


ガラスのふちを丸める作業。

立てかけてある棹は、それぞれ持ち主が決まっていて、様々な大きさのものがそろっています。棒には800等の数字が書かれていて、それは800gの溶けたガラスを巻きとれるということです。

こちらはスピンドルという遠心力を使った製法。

工場の建物は昭和26年から改築・増築をしながら使われています。これだけ高温のものを扱っていても火災は一度もないという理由のひとつは、夜でもかならず慣れた職人さんが工場内にいらっしゃるそうです。24時間365日火がついたままですから、管理も厳しいのですね。

ありがとうございました。

いま渋谷東急ハンズのB1Aフロアに「町工場BASE」というブースが出展されています。デザイン事務所Pit-A-Patさんの企画です。そこで岩澤硝子さんの醤油さしを購入できます。様々な工場のユニークな製品がそろっていますのでぜひご覧ください。階段のスペースにわたしが撮影した写真を展示していただいています。

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