写真展には間に合いませんでしたが、ゴム工場の撮影を致しました。昔のことを知っているひとはもう社内にはいらっしゃらないそうで、工場がいつ建てられたのかわからないそうです。残っていた古いカタログには昭和7年~昭和18年に使われていた住所が記載されていたので、戦前でしょう。天井の高い木造の工場が素敵です。
時代による製品の需要がかわっても残ってきた工場。機械も多いのですが、デリケートかつ丈夫な製品をつくるための手作業が多いようです。作業はひとりずつ分担されていて、中には定年退職してからこの仕事をはじめたという方もいらっしゃいました。