安全保障関連法案に反対する人たちが「14日決戦」「国会前に集まろう」と呼びかけ合っていた
14日の夜。大勢の警官、車道にはカマボコ車がずらっと並び、過剰な警備が目立ちます。
そもそも国会前への最寄り出口を通させないようにしたり、
地下鉄から地上に出た参加者がまっすぐ国会前に来れないようにしたりもしています・・
やっと国会前に来ると、こんな状態な訳です。
18:30からのスタートでしたが、狭い歩道はすぐに人であふれます。
鉄柵の向こうは車が通っているわけでもなく、報道の人などが普通に歩いて通り過ぎていきます。
「鉄柵どけて！」という声が飛び交う中、
歩道に沿って置かれていた鉄柵が少しずつ押され、車道にずれていき・・・
分離帯まできた鉄柵は倒れ、デモの参加者はさらに車道へ。
押し合いの中、私もころばないようふんばっていましたが、
参加者にも警官にもケガはなかったようです。
厳しすぎる警備によって、それを理不尽に思う参加者のテンションも比例して上がっていくものなので
（今日だけではなく）最初からゆるい警備であれば車道まで一気に人があふれるような
行動もなかったのではないかなぁと思うと皮肉です。
なにしろ参加者は皆「平和を守れ」「憲法守れ」という主張の人たちですので。
夜なので、ヘリコプターから見えやすいようになにか光る物をもって参加している人も多く、
色鮮やかなデモになりました。
SEALDsは18日金曜日まで毎日、国会議事堂正門前・北庭エリアで抗議を行うようです。
