ほとんど知識も無い状態でソマティック心理学の講演を聞きにいってきました。
専門的な話もありましたが、整体を通して自分の心身の変化をみていると理解しやすい内容ではありました。
なかでも、パネルディスカッションでマインドフルネスについて話されていたことが簡潔でなるほどと思ったのでメモを共有します。
深尾篤嗣氏 ”マインドフルネスについては、もともと身体性が強いものだが、今はその身体性が薄まってしまっている”
藤田一照氏 ”元々はソマティックな(身体上の)ものであるが、観念的な人が興味を持つことが多い。首から上だけで理解しようとしているようだ。現代人はマインドフルネスに入るもっと手前からやる必要がある” 続けて誰か(忘れた、、)の言葉を引用し ”例えば現代人が武術をやろうとしたときに、現実の生活の中では危機がないわけだから身体にスイッチが入らない。それはスイッチをオフにしたまま部屋の電気をつけようとしているようなことと同じだ”
もっと聞きたかったけれど、パネルディスカッションなので時間切れ。
午前中には呼吸のワークショップもあって、そちらも面白かったんですが(呼吸のメソッド否定など)。しばらくこの分野にはまりそうです。