わたしが子どもの頃経験した「場面緘黙症」についての写真集です。
この症状の精神的な部分よりも、身体的な実感を表現するため、ダンサーの(当事者ではない)下島礼紗さんに、
私がかつて緘黙症のときに身体でどう感じていたかを伝え、彼女なりのイメージでパフォーマンスをしてもらうようお願いしました。
そして、彼女の表現をわたしが受け取ることでこの本が完成しました。
※場面緘黙症 (ばめんかんもくしょう) とは
場面緘黙とは、家庭で普通に話すのに幼稚園や学校などの特定の状況で話せないといった小児期のまれな症状をさします。「選択性緘黙」とも言われ、日本では情緒障害として特別支援教育の対象です。近年の研究では、子どもの不安障害の1つではないかと言われています。(かんもくネット リーフレットより。私のブックで「選択制」となっている箇所は正しくは「選択性」です)
下島礼紗プロフィール
1992年生まれ。鹿児島県出身。7歳よりダンスを始め、よさこい踊りを中心に活動。
桜美林大学に入学し、コンテンポラリーダンスを木佐貫邦子に師事。
2013年にダンスカンパニー〈ケダゴロ〉を結成。全作品の振付・構成・演出を行っている。
Twitter : kedagoro
写真集
2017/10
B5変形(182 X 242 mm)
黒白・32ページ(表紙含む)
1,000円(税込・送料込)
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